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20130914 アップサイクル。

最近海外メディアを含め様々なメディアからの取材を受けるようになったのですが、先日あるデザイン誌の「アップサイクル」という特集の取材を受けました。
アップサイクル、、、恥ずかしながら初めて聞きました。簡単にいうと材料を原料レベルまで分解して再利用するのがリサイクル、それに対してアップサイクルは分解などのプロセスを経ずにそのまま加工し価値のあるものへ昇華させる事のようです。もともとは服飾業界などで山積するゴミ問題などに対して行われてきた取り組みで、廃材を利用したバックやアクセサリー等が有名ですが、建築では使い古されたコンテナを再利用したりするのがそれの代表のようです。廃材を利用したインテリアなども。
今回は砂漠の砂という、そもそもネガティブな環境下で誰もそこに価値を見出さなかった物をインテリアの材料に利用することで新たな価値を見出したということで評価してくれたようです。


写真は2010年10月と2011年6月の2回、京都の左官職人でもあり建築家でもある森田一弥氏を招いて行われたワークショップの様子。