20110708-10 響沙湾国際撮影家週間直前

響沙湾国際撮影家週間直前

７月１１日から砂漠で開催される国際撮影家週間に向けてレジャーエリア部分に６月始めから取り掛かっていた施設が完成。一部を除き、方案確定から竣工までわずか２５日。８千平方米。

６月３日に現案近いものに決定後６月５日、６月７日、９日、１０日、１１日と立て続けに修正法案提出。膜構造など最終的に方案を決めたのが18日。主に工期に合わせて造形や材料を調整しその都度簡単にレンダリングして確認してもらうという作業。

期間も短かったので国際撮影家週間に供用する部分のみ先行して完成させ、今回無事に消防の検査も経て供用開始。残りの部分もこれから８月中には完成させたい。

オルドス高原に位置する響沙湾は日差しこそ強烈に照りつけるものの日影に入ってしまえば気持ちのいい風が吹き抜けとても気持ちがいい砂漠。各所にある日よけテントの下はいつも休憩する人でごった返している。響沙湾の中でも特に気落ちのいい風が吹くこの場所に、これからこのレジャーエリアの中心となりかつ遊び疲れた人が気軽に休憩できる場所を目指している。 時間も極端に短かかったのでやりたかっとこの全てが実現できたわけではないが一定の目標は達成出来たと思う。

20110708-0710 サンプルルーム近況

国際撮影家週間を控えクライアントの関心がすっかりなくなってしまったかのようなホテルのサンプルルームですが。ちゃんと進んでます。ただ、未だフローリング材が入荷しないなど広州の職人曰く"全ての納期が全然守られない!こんな現場見たことない"と言わしめる程ののんびりッぷり。もうかれこれ3ヶ月になるサンプルルーム工程もそろそろ決着を付けないと本当にこのホテルいつまで経っても出来ないんじゃないかと言う不安がよぎります。
現場はいろんな種類の木材や石材、納まりも各部屋少しずつ変えながら完成時に効果を観て最終決定する予定です。

砂の壁も撥水を考慮して配合を含め施工会社と検討しています。
□セルロースのみの配合に撥水剤を吹き付けるとエコという概念が吹っ飛んでしまう。
□撥水性のあるのりを配合したものは撥水性は確保出来たが加工性に乏しく、セルロースを混ぜると一気に撥水性なくなるという問題。