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110502-03 GW@現場 0505 @北京 0511−12 @現場 0513-14@北京

レポートが遅れてすいません。[XSW]のここ数日の動きのまとめです。

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■110502-03@現場
ホテル第3層部分の修正方案を携え、王社長(CEO)のもとへ。意見を反映し二つの方案を作成。ひとつは先日現場で決めた内容に基づいた案。現状の構造計画への影響が大きく設備的な変更も大きい。サロンも空間的にはあまり良くない。第2案は現状の構造計画にあまり影響ない位置にサロンの位置を変更。設備的な影響も少なくサロンの空間も良い。この二つの案で提案し第二案が採用される。構造的な変更も少なくすむのでホッと胸をなで下ろす。ただミドルクラスのスイートルームがひとつ犠牲になった。

その後GW最中でごった返す園内を視察。現状のマスタープランにたいしていろいろと問題点を議論する。

翌日、朝イチで再び園内へ。昨日の視察でなにやら思いついたようで担当者含め大人数を従え大きなマスタープランの変更を指示。砂漠の遊園地なのでプログラムや動線の変更は割と容易。変更の骨子はこう→ホテル周辺で進めていた劇場・娯楽施設等は取りやめ北のアトラクションエリアに計画。ホテルはレセプション横にレストラン・カフェを併設。朝食と基本的な食事は此処で賄う。主要な食事などはアトラクションエリア劇場併設のレストランに作る。ホテル第3層部分は完全にホテル宿泊者専用のしずかなラウンジ空間となる。

まとめ
<アトラクションエリア(new!)> 
レストラン、劇場、劇場併設レストラン、レセプション、屋内型アトラクション、ショップなどなど
<リゾートエリア・レセプション(平面調整)>
 ホテルレセプション、カフェ(レストラン・朝食会場)、ショップ、会議室(中規模、小規模)
<リゾートエリア・ホテル第3層(平面調整)>
 SPA、ラウンジ、プール、レストラン(小規模)、BAR、ビジネスラウンジ


(アトラクションエリア全景、ここのエリアは将来100を超えるアトラクションを計画しているそうです。)


夜内装業者と打合せ。 石、タイル、木、洗面台などなどサンプルルームに使う具体的な材料をすべて決定。ドアの仕様、納まり等も指示。テレビは日本のメーカー数社と韓国のサムスンのテレビを並べ比較したが圧倒的な綺麗さと薄さカッコ良さでサムスン電子に決まった。日本のメーカー残念、ってかもっと頑張ってほしかった。ただでさえこのホテルには日本の様々なメーカーが参加して日本の技術で作られていますと言っても良いほどだったのに、客室内で唯一見えてくるロゴが韓国製だとちょっと残念。


■110505@北京
北京にて王社長(CEO)ホテル管理会社 打合せ。

レセプション部分のプログラムと平面について打合せ。主な内容はカンファレンス機能の位置づけと規模や運営に関して。3日の変更内容をホテル管理会社と検討。基本的には管理会社も承認したものの500人規模のカンファレンスが行われる想定での施設を要求。500人での会議は現状のドームや劇場を使用し、更に小さい分組討論室などはレストランに個室を設定することで対応することで承認。


■110511-12@現場
三日、五日に現地と北京で打ち合わせた内容を反映させた案を持参して砂漠へ。アトラクションエリアの劇場・レストラン・レセプション等を含むボリュームの検討とデザインを提案。基本的に了承。すぐに現地確認し数日以内に整地に入る予定。午後は早速このエリアに使う屋外用の木デッキ材料を探しに近隣の建材市場へ。
ところが、翌日早朝王社長(CEO)から電話でやっぱり劇場・会議・レストランはホテル近辺に作るということに。昔に作った案を引用して月末までに着工するように要求が。。。
王社長は翌日アメリカの展覧会へ出展のため渡米。急ぎで過去の案を調整し夜確認。アトラクションエリアの案も急ぎで変更。


現状案
<アトラクションエリア(new!)> 
レストラン、レセプション、屋内型アトラクション、ショップなどなど
<リゾートエリア・レセプション(平面調整)> 
ホテルレセプション、カフェ(レストラン・朝食会場)、ショップ、
      <追加ボリューム(new!)>劇場、レストラン、カンファレンス(大中小)
<リゾートエリア・ホテル第3層(平面調整)> 
SPA、ラウンジ、プール、レストラン(小規模)、BAR、ビジネスラウンジ


(追加するボリュームの位置。右が現状レセプションの基礎。モロに西の一番いい景観と被りそうなので詳細なボリューム検討が必要)


■110513−14@北京
アトラクションエリアとレセプション付近のボリュームなどについて構造事務所・設備事務所・膜構造メーカー等と打合せ。図面調整後縄張り図とレベル図を提出。14日から早速整地作業に入る。


並行してサンプルルーム現場も進んでおります。現状細かな仕舞等の調整段階で、仕上げ材が入り次第仕上げに掛かります。