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20130311 春の予感?

昨年一年間止まっていた現場ですがいよいよ動き出しそうです。
ただ一筋縄でいかないのがこの現場です。。。


インテリアのすべての方案がキャンセルとなりました。


隠蔽も終わりあとは仕上げを残すのみとなった客室部分も全てです。
ショックは相当大きいですが決まった以上前に進むしかありません。


このプロジェクトは一体我々にどれだけの試練を与えるのでしょう。
これから先あとどれだけの試練が待ち受けているのでしょうか。


理由はというと、習近平が国会主席になり腐敗撲滅キャンペーンを唄うことで地方政府は公に接待を受けたりしたりすることができなくなりました。砂漠のクライアントのような民間業者はこれから政府を接待しなくていいということで、少なからず想定されていた政府接待の用途がなくなったのです。そしてその為にある程度豪華に作られていたインテリアもよりエコロジーサステナビリティー、地域の文化を意識したものを目指すことになりました。またそうすることでコストも抑えれるということです。


政府を接待するために豪華にしようという意図など全くありませんでしたが、見る人がそういう意図を持って見るとそう見えるのでしょう。概念から見直し、沙漠でしか考えられないものを目指します。


本来3月20日工事再開の予定でしたがこれでまた大きく伸びそうです。描き直すパースはだいたい70枚ほど。パースが全て承認されれば方案図を作成し、そのあと施工図を描き、入札、施工と続きます。一体いつ工事再開できるのでしょうか。。。


今年はクライアントと我々の関係も大きく見直すいい機会になりそうです。付かず離れず、、、お互いに刺激しながら成長しあえるいい関係になればいいのですが。。。