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[XSW]砂漠合宿
食うか寝るか、それ以外全く楽しみがない砂漠の合宿生活も18日となりました。他のプロジェクトもチャットなどのやり取りではそろそろ限界があるので一度北京にもどります。XSWは昨日パブリックのイメージを董事長にプレゼンし無事承認されました。これからさらにディティールなどをデベロップしながら同時に施工図面も描き始め20日に第1版を提出する予定です。
一方で毎日砂漠にあがり山積する現場での問題を解決しています。日本と違ってゼネコンがいないので、クライアント側の工程部でプロジェクトを管理することが一般的ですが最早クライアントの手に追える範囲で無くなって来ているので今月から新しいクライアント側現場代表が登場して現場の総括指揮をとっています。
中国で精度が上がらない原因の一つはゼネコンの不在で各業者間の交通整理が十分に出来てないことにあります。７月１６日から各工種、材料、建築と内装の干渉している所についてひとつひとつ各業者と整理していきます。問題と言っても殆どが業者内部での連絡不足で「言ったじゃん！」って話や「図面よく見ろ」といった問題以前の話。地方の業者になるともう図面なんて全く見ず感と習慣で施工していくので話がそもそも通じません。
これが設計者の仕事かと言われるとまず間違いなく違いますが、中国ではいい建築を作るためには自己犠牲も惜しみません。今朝はクライアント側現場代表と協同で年末までの全体工程表を作成し、設計のスケジュールと施工のスケジュールを再度確認していきます。が、一般的には守られないのでクライアント側から遅延一日５万元という罰則規定付きで即日発布です。
